第三回:読売ジャイアンツ編

昨年セ・リーグ5位
昨年は97年以来のBクラスと不本意な成績に終わった。
大型補強で王座奪還を目指す。

  • 投手編

先発はエース上原とオリックスから加入のパウエルの両右腕が軸。二人とも順当なら二桁は確実。
続く三番手は高橋(尚)この三人で40勝できれば優勝もある。
ただ30勝を切る様な事があれば今年もBクラスか。
その三人に続く投手としては大ベテラン工藤、中日からFAの野口、新外国人グローバー、三年目内海、二年目野間口、かつてのエース桑田など。
先発候補はたくさんいるものの皆一長一短な感じ。実績で工藤がリードか。
リリーフ陣は抑えは西武からFAの豊田で決まりか。
久保や前田の去年の中継ぎの柱は登板数の多さから疲労の蓄積がやや不安。
去年のチーム最多セーブ林は先発転向とのこと。
後はファームでのセーブ王伊達。一軍でも活躍して欲しい。
リリーフの鍵は岡島。ここ数年この人の調子がいいと優勝して悪いと今ひとつ勝ててないような気がする。
万全ならまず打たれない力を持っているだけに残念。

  • 野手編

清原、ローズ、江藤など大砲が相次いでいなくなったものの相変わらずの強力打線。
主軸は小久保。この人の前後を高橋(由)、阿部、ロッテから加入のイ・スンヨプなどで固める強力な陣容。
一番はおそらく清水、この人は守備さえ何とかなれば日本でもトップクラスのバッター。
この後ろの二番が先に書いたクリーンナップに繋ぐための打線の鍵。候補はニ岡、もしくはロッテから加入の小坂か。
他にも仁志、あるいは大きな実績はないものの脚に定評のある鈴木、矢野など。
打者の控えとしても斉藤、走攻守すべてで平均的に高く内外野守れる便利屋の川中など野手の陣容は十分過ぎるぐらい。
問題は打線として機能するか、それに尽きる。
守りは守備の要の阿部の肩の故障具合が気になる。

  • チーム総括

例年通りならリリーフがしっかり機能すればAクラスは確実。
昨年もメンバーだけみれば何で勝てないのかわからないような陣容。
今年は昨年の二の舞にならないようにしたいですね。