第六回

最終回です。
本日は成瀬善久投手(ロッテ)
右腕先発は他球団と比較しても充実しすぎているぐらい充実しているロッテですがどうにも左腕先発が不足しているチームの中で将来の左腕エース候補として出てきた選手。
高卒で故障抱えながら指名されどうにも評価の低かった選手ですが今年いきなり先発で出てきて初先発初勝利。
9月にはプロ初完封を達成し一気に来年以降左の先発の一角として期待できる選手となりました。
特徴は制球力。
それだけなら単なる技巧派ピッチャーなのですがストレート、カーブ、スクリューなどどれも優れた切れを持ちそのコンビネーションでしとめます。
ほぼ常時ストレートは140程度ですがその真っ直ぐで三振を奪えるキレが抜群。
三振奪取率はこの球速のピッチャーには珍しく10近い本格派。
そのキレも抜群なのですがそれ以上に三振を取れる最大の理由はその腕が見づらいフォーム。
これら全てを上手く使ってるという感じがします。
きっちりローテを守れれば来期二桁も期待できる選手。
チームに少ない左腕だけに期待。中継ぎで便利使いせず先発でまわしていってほしいですね。


まぁこれでおしまいということで。次回からは通常に戻ります。