特集第二回

第二回は小野寺 力投手(西武)
森、豊田とリリーフの軸が二人移籍してしまい今年は辛いといわれた西武。
その穴を補う形でストッパーに定着したのがこの人でした。
持ち球はストレートとフォークのみといっても間違いじゃないぐらいなのですがこの二つがともに抜群の威力。
特にフォークはきっちり決まればまず打たれないといっても良いほどの球。
元々ボール自体は入団時から強力だったのですがそれならば何が、と言われるとリリーフを任せるには精神面にやや不案がありだからといって先発するようなタイプのピッチャーでもなかったので使いどころが無い、という状態だったのですがそれも克服
精神面の不安がなくなるとその強力なボールを武器にきっちりと仕事を果たしストッパーにも完全定着。
夏場に疲れからか打ち込まれる場面はあったもののシーズン終盤に復活。
なぜか松坂の後を受けると打ち込まれるというよくわからない面も見られましたがシーズン全体を通してみれば前年までと比べて大いなる進化、セーブも29を記録。
中継ぎ陣にやや不安のあるチーム状況だけに来シーズンもこの人にかかる期待は大きくなりそう。
あとはシーズンを通して活躍できるスタミナをつければリリーフとして怖いもの無し。

次回は火曜日辺り。